
レアル・マドリードのフレン・ロペテギ監督 写真提供:Getty Images
レアル・マドリードは現地時間29日、フレン・ロペテギ監督の解任を公式発表した。
ジネディーヌ・ジダン前監督のもと、昨季までチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を成し遂げていたマドリードだが、今季はポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスへ電撃移籍したこともあり得点力不足を露呈。
また現地時間28日に行われたラ・リーガ第10節・バルセロナとの“エル・クラシコ”で5-1と歴史的大敗を喫したことにより、複数のスペインメディアが29日にロペテギ監督の解任が濃厚であると一斉に伝えていた。
クラブは公式サイトを通じて「レアル・マドリードは2018年10月29日、フレン・ロペテギとの契約を解除することで両者が合意に至りました」と公式発表するとともに、後任として下部組織を率いていたサンティアゴ・ソラーリ氏が内部昇格することも併せて発表している。
なお後任候補として有力視されていた前チェルシー指揮官のアントニオ・コンテ氏は、チェルシーへの違約金の支払いを求めた問題が解決されていないことや、スペイン代表DFセルヒオ・ラモスをはじめとする一部選手が招聘(しょうへい)に反対していることもあり、就任の実現性が低いとの声も上がっている。
その代わりに現在ベルギー代表を率いているロベルト・マルティネス氏招聘の可能性が浮上しているものの、ソラーリ監督が今季終了後まで率いることも考えられるようだ。
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