ラ・リーガ バルセロナ

ピケがクラシコで見せた漢気。ラモスへの侮辱チャントを止める

 バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケが日本時間29日に行われたエル・クラシコの中で、紳士的な姿勢を見せた。29日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 バルセロナが5-1で勝利を収めたことにより、印象的な試合となった今シーズン初のエル・クラシコ。盛り上がるバルセロナのサポーターは、試合中にレアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスに対して侮辱的なチャントを歌い始めた。
 
 これに反応したのがピケ。右手を上げ、サポーターにチャントをやめるように促したようだ。スペイン代表としてCBでペアを組んできたピケとラモスだが、これまでには所属するクラブの関係性もありともに敵対視するような姿勢を見せてきた。ともに30歳を超え、ベテランの域に突入した両者の関係性は新たなフェーズに突入しているのかもしれない。