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バルサ“最高の脇役”ラキティッチ。後釜の獲得候補5名

イバン・ラキティッチは世界で最も優れたミッドフィールダーの一人であり、バルセロナ史上に残る名選手であることに誰も異論はないだろう。レアル・マドリードとの“エル・クラシコ”でもその存在感は際立っていた。しかし、ラキティッチも来年3月で31歳を迎える。バルセロナは後釜の獲得が必要だと一部メディアから指摘を受けている。

そこで今回は『sportskeeda』が特集した「ラキティッチの代役候補5選手」をご紹介したい。


コランタン・トリッソ

所属:バイエルン・ミュンヘン
年齢:24歳

2018年ロシアワールドカップのフランス代表優勝メンバーの一員。トリッソはラキティッチよりもアグレシッブなプレースタイルであり、右サイドから中央へ走りこみゴールを奪う形を持っている。またプレイメイカーとしての才もありながら、ボックス・トゥ・ボックスで動き回れる運動量を兼ね備えているため、バルセロナのスタイルにもすぐに適応できるはずだ。

先月15日のリーグ第3節レバークーゼン戦で右膝前十字靭帯断裂、内側半月板損傷の大怪我を負ったことで現在は離脱中。復帰後のコンディション次第では移籍の可能性も浮上するだろう。


スソ

所属:ミラン
年齢:24歳

ミッドフィールダーからアタッカーまでこなせる多才なプレイメーカー。世界で最も過小評価されているサッカー選手の一人であるスソは、ミランでの活躍を評価されて、母国に帰国する可能性が報じられている。

過去にはイタリアメディアの取材で「レアル・マドリードかバルセロナからオファーが来れば拒否はできない。しかし、ミランは常に自分を売却したくないと言ってくれた。だから、自分も常にここに残りたいと伝えてきた」とコメント。

ミランが売却を許可さえすれば、バルセロナ移籍の可能性は十分にあり得るだろう。

実現すればラキティッチの後釜よりはシャビ(現アル・サッド)の後釜というイメージになるかもしれない。


マルコ・ベッラッティ

所属:パリ・サンジェルマン
年齢:25歳

バルセロナが獲得に興味を示してから、かなりの時間が経過している。昨季は選手間合意に至ったと報じられたが、結局PSG残留が決定した。ただ、依然としてプレミアリーグ、ブンデスリーガ、ラ・リーガの複数クラブが獲得に興味を示している状況だ。

非常に低い重心を保ちながら、いかなる状況でも安定したプレーを実行できるベッラッティはすぐバルセロナに適応できるはずだ。

仮に獲得成功すれば、ラキティッチの完璧な代役として機能するに違いない。


ルベン・ネベス

所属:ウルバーハンプトン・ワンダラーズ
年齢:21歳

世界最高の若手ミッドフィールダーとしてウルバーハンプトンで確固たる地位を築き上げた。攻守両面で違いを生み出せる選手であり、中盤の底でプレーしながらも得点に絡むことが出来る稀有な存在だ。

エルネスト・バルベルデはラキティッチのプレーメイキングとスピード、アジリティを高く評価している。ネベスはその点バルベルデにとって理想の代役となるはずだ。


セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ

所属:ラツィオ
年齢:23歳

世界で最も完璧なミッドフィールダーの一人。高身長で、身体は強く、球際は激しい、知的なプレイメーカー。攻撃的なポジションでも守備的なポジションでも対応可能だ。

マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、チェルシーといった欧州強豪クラブが獲得を目指すライバルとなる。

バルセロナが必要としているのはラキティッチのような、プレイメーカーでありながら、状況によって自分の役割を切り替えることが出来る万能性を持った選手だ。

まさしくミリンコビッチ=サビッチのプレーはバルセロナが求めているものであり、移籍が実現すれば、リオネル・メッシの負担を軽減することにも繋がるだろう。