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“トルコのディバラ”争奪戦にトッテナムが名乗り。78億円用意か

 ローマのトルコ代表FWジェンギス・ウンデルには今冬にもクラブを離れる可能性が伝えられているが、どうやらトッテナム・ホットスパーも同選手獲得に興味を示しているようだ。現地時間27日、イギリスメディア『ミラー』がこれを伝えている。

 ウンデルの去就を巡っては、バルセロナ、マンチェスター・シティ、バイエルン・ミュンヘン、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッドなど国外ビッグクラブがこぞって興味を示していると伝えられている。

 またこれを受けて、ローマ首脳陣は高額な移籍金を見込める可能性があることを考慮し、早ければ来年1月の移籍市場期間中での放出に踏み切る構えを示しているものとみられる。

 ただ水面下でビッグクラブが熾烈(しれつ)な争奪戦を繰り広げている中、新たにトッテナムがこの獲得レースに参戦した模様。同クラブはオファー提示に向けて6000万ユーロ(約78億円)という大金を用意しているようだ。

 「トルコのディバラ」と異名をとるウンデルは昨夏にイスタンブール・バシャクシェヒルFKからローマに1340万ユーロ(約17億円)で加入。そのローマでは公式戦通算42試合に出場し11ゴールを決めるなど徐々に能力の片りんを見せている。果たして同選手を巡る争奪戦は今後、どのような展開を見せるのだろうか。