ミランはジェンナーロ・ガットゥーゾからロベルト・ドナドーニへの指揮官交代を検討しているかもしれない。現地時間23日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がこれを伝えている。
ミランは今季ここまでリーグ戦で8試合を終え3勝3分2敗、勝ち点12の12位にとどまっており、ユベントスやインテルなど上位クラブから後れをとっている状況である。
また現地時間21日に行われたセリエA第9節・インテルとのミラノダービーで試合終了間際にアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディにネットを揺らされ、そのまま0-1で敗れていることに加え、試合内容でも乏しいと批判の声があがっている。
その中、イタリアの複数メディアが報じるところによると、レオナルドSD(スポーツディレクター)はガットゥーゾ監督よりも戦術眼で優れた指揮官の招聘(しょうへい)を検討している模様。
中でも昨季終了後に契約満了に伴いボローニャの指揮官を退任し、現在はフリーの身となっているドナドーニ氏に興味を示しているものとみられる。
さらに現在出場機会を失っているリッカルド・モントリーボと同選手の代理人がドナドーニ氏招聘への働きかけをしているという報道も飛び交っているようだ。
今季も欧州カップ戦を戦いながらリーグ戦に臨んでいるミランではあるが、かつての黄金時代を取り戻すまで相当な時間がかかりそうな気配がしている。
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