ブンデスリーガ ラ・リーガ

香川真司所属ドルトムント、バルサから加入のアルカセルを完全獲得へ

 バルセロナのオスカー・グラウ代表は今季にボルシア・ドルトムントへ1年のレンタルで加入しているスペイン代表FWパコ・アルカセルについて、ドルトムント側が買い取りオプション行使の意思を示していることを認めているようだ。現地時間21日、ドイツ紙『キッカー』がこれを伝えている。

 アルカセルは2016年夏にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシやウルグアイ代表FWルイス・スアレスのバックアッパーとしてバレンシアから加入したものの、出場機会をほとんど得られなかったことから、今夏にドルトムントへ加入している。

 同選手はここまでブンデスリーガでわずか126分の出場にとどまっているものの、すでに7ゴールを決めておりジョーカーとしての役割を果たしている。またチャンピオンズリーグ(CL)でもグループステージ第2節・モナコ戦で1得点をマークしている。

 このパフォーマンスを高く評価したドルトムントはアルカセルの2300万ユーロ(約30億円)を支払い、買い取りオプションを行使する意向を示している模様。

 バルセロナのグラウ代表も「ドルトムントは我々にすでに、アルカセルの買い取りオプションを行使すると伝えてきた」と認めており来夏のドルトムントへの完全移籍が既定路線となっているようだ。

 なおドルトムントはアルカセルを完全移籍で獲得する場合は2023年までの新契約を締結するようだ。同選手の今後のパフォーマンスに注目が集まる。