ネイマールの古巣バルサ復帰の可能性について指揮官が完全否定せず

バルセロナのエルネスト・バルベルデ監督　　写真提供:Getty Images

　バルセロナは現地時間20日に行われたラ・リーガ第9節・セビージャ戦で4-2で勝利を飾っているが、この試合の前日記者会見でチームを率いるエルネスト・バルベルデ監督はパリ・サンジェルマン（PSG）のブラジル代表FWネイマールについて触れていたようだ。

　ネイマールは昨夏に移籍金2億2200万ユーロ（約290億円）でバルセロナからPSGに加入している。ただ加入後も再三にわたりレアル・マドリードをはじめとする他ビッグクラブへの移籍の可能性やバルセロナへの復帰の可能性が取りざたされている。

　その中、バルベルデ監督は記者から同選手に関する質問を受けた際に「私は2週間だけではあるが、ネイマールを指導したことがある。ただ現在は他のクラブでプレーしている」と語っている。

　そして同監督は続けて「（古巣復帰について）あくまでも推測にしかすぎない。我々は現時点でマーケットの時期にはない。けどフットボールの世界では何が起こってもおかしくない」とコメント。ネイマールの古巣復帰の可能性を完全否定することはなかった。

　なおネイマール本人は今季に入ってPSG退団の可能性を否定するコメントを残しているものの、周囲は常に騒がしい。同選手の去就については不透明な状況にあると考えて良いのかもしれない。