SPALは現地時間20日に行われたセリエA第9節・ローマ戦で大金星を収めているが、この一戦での勝利の立役者と前回勝利時の指揮官には意外な関係があるようだ。現地時間20日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。
この一戦では38分にFWアンドレア・ぺターニャが先制ゴールを叩き込むと、56分にはDFケビン・ボニファツィが追加点を奪っている。75分にGKバンヤ・ミリンコビッチ・サビッチが退場となり、10人での戦いを強いられたものの、ローマの猛攻をしのぎ、今季4勝目を挙げている。
この両チームは昨季のリーグ戦でも対戦しており、この時は2試合ともローマが勝利している。しかしその前のリーグ戦での対戦は1967/68シーズンまでさかのぼり、さらにSPALが勝利を収めたのは今季を除くと1966/67シーズンが最後となっている。
その1966/67シーズンのSPAL指揮官がなんとアンドレア・ぺターニャの祖父であるフランチェスコ・ぺターニャ氏であるようだ。フランチェスコ・ぺターニャ氏はSPALで1965/66シーズンから率いて1968年10月にチームを離れている。
約50年もの時を経て国内のビッグクラブであるローマから大金星を挙げたSPALであるが、ぺターニャ一族がもたらした勝利であると言っても過言ではないだろう。
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