元レスター・シティ指揮官のクラウディオ・ラニエリ氏にメキシコ代表指揮官就任の可能性が浮上しているようだ。現地時間16日、メキシコメディア『Esto.com』がこれを伝えている。
ラニエリ氏は昨夏にナントの指揮官に就任すると、シーズン序盤にリーグ戦8試合連続無敗を記録。後半はやや勢いに陰りが見えたものの、それでもシーズン終了時に勝ち点52の9位とまずまずの成績を残している。
ただ今年4月末のクラブ75周年の記念パーティーにおける無断欠席をきっかけに、バルデマール・キタ会長との確執が表面化。同氏がメディアインタビューを通じてクラブ批判を展開するなど、両者の関係が修復不可能な段階にあると伝えられ、結局昨季をもってナント指揮官を退任する運びとなっている。
そのラニエリ氏の次なる行き先としては、今夏にボルドーやスポルティングCPなど複数クラブの名前が挙がっていたものの、結局フリーの身となっている。そのラニエリ氏にメキシコサッカー連盟(FMF)が指揮官就任打診のオファーを提示する構えを示しているようだ。
同氏はかつて2014年のワールドカップ・ブラジル大会終了後にギリシャ代表指揮官に就任したものの成績不振により11月に解任されている。レスター・シティでプレミアリーグ優勝の実績を持つラニエリ氏に今度こそ監督業再開の機会が訪れるのだろうか。
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