代表チーム プレミアリーグ

リバプールがFIFAウイルスの犠牲に。代表ウィーク期間中に負傷した選手6選

代表ウィークは選手含め、様々なフットボール関係者が神経質になる時であるかもしれない。選手を預けるクラブチームとしては負傷して戻ってくると今後のシーズンの戦いに影響を及ぼす可能性がある。一方、選手を預かる代表チームも選手が負傷しないように細心の注意を払っているだろう。そこで今回はこの10月の代表ウィーク期間中に負傷した選手を紹介する。


ジェローム・ボアテング

所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン
代表チーム:ドイツ
ポジション:DF

今季バイエルンでコンディションが思わしくないボアテングはUEFAネーションズリーグ第3節・オランダ戦にて交代カードを使い切った後に負傷。そのまま試合終了までプレーを続行したものの、ふくらはぎの筋肉に問題を抱えたことが判明し、第4節・フランス戦の欠場を余儀なくされている。ワールドカップ・ロシア大会以降不調続きのドイツ代表にとって主力のセンターバックの離脱は非常に手痛いだろう。


トーマス・フェルメーレン

所属クラブ:バルセロナ
代表チーム:ベルギー
ポジション:DF

フェルメーレンはUEFAネーションズリーグ第3節・スイス戦で先発出場したものの74分に負傷交代。そのまま代表離脱を余儀なくされた同選手は検査の結果、ハムストリングを負傷していることが判明しており、約6週間に離脱となっている。これによりバルセロナは現有戦力で本職をセンターバックとする選手が元スペイン代表DFジェラール・ピケとDFクレマン・ラングレの2名のみとなってしまった。


モハメド・サラー

所属クラブ:リバプール
代表チーム:エジプト
ポジション:FW

今季、クラブで昨季と違い得点を重ねることができていないサラーは、アフリカネーションズカップ予選のグループステージ第3節・スワジランド戦でCKから直接ネットを揺らしたものの、終了間際にピッチに座り込んでいた。検査の結果については明らかにされていないものの、筋肉系トラブルにより、第4節・スワジランドとのリターンマッチには帯同せずにリバプールへ戻っている。


フィルジル・ファン・ダイク

所属クラブ:リバプール
代表チーム:オランダ
ポジション:DF

プレミアリーグ第6節・サウサンプトン戦で肋骨を負傷していたファン・ダイクだがオランダ代表に招集されると、UEFAネーションズリーグ第3節・ドイツ戦で先発フル出場を果たし、3-0と勝利に貢献した。ところがその直後に再び肋骨に問題を抱えていることが判明しており、代表からの離脱を余儀なくされている。


サディオ・マネ

所属クラブ:リバプール
代表チーム:セネガル
ポジション:FW

リバプールの「FIFAウイルス感染」の勢いはサラーやファン・ダイクのみで収まらなかった。サラーとともにリバプールの攻撃陣をけん引するマネは、アフリカネーションズカップ予選ではなく、トレーニング中に左手の親指を負傷。代表ウィーク明けのプレミアリーグ第9節・ハダーズフィールド・タウン戦欠場の可能性が高まっているようだ。


伊東純也

所属クラブ:柏レイソル
代表チーム:日本
ポジション:FW

レイソル、そしてサムライブルーが誇る「スピードスター」はパナマ戦で先発出場を果たしゴールネットを揺らしたものの、79分に相手選手との接触により右足首を痛めピッチに横たわると、そのまま途中交代を余儀なくされていた。その後、日本はウルグアイに4-3で勝利したものの、同選手がピッチに姿を現すことはなかった。