アーセナルのDFローラン・コシールニーがフランス代表引退を発表した。現地時間14日、フランスメディア『Canal+』がこれを伝えている。
コシールニーは2011年2月に行われた国際親善試合・ブラジル戦でフランス代表に初めて招集されると以降は主力としてチームを支え、EURO2012、ワールドカップ・ブラジル大会、そして自国開催のEURO2016に出場した。
しかし同選手は今年5月に行われたヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグ・アトレティコ・マドリード戦でアキレス腱断裂という大怪我を負い、今年6月から7月にかけて行われたワールドカップ・ロシア大会には出場していなかった。
現在もリハビリに励んでいるコシールニーは「僕はフランスに全てを尽くしたと思っている。もう33歳だ。EUROにも2度出場した上にワールドカップにも1度出場している」とこれまでの代表におけるキャリアに満足感を示している。
また同選手は「フランスは今、素晴らしい選手たちに恵まれている。怪我を負ったことによってこのような決断を下したのではない。レ・ブルーでプレーすることはない」と語り、正式に代表引退を表明した。
なおコシールニーのフランス代表通算キャップ数は51にのぼる。8年間に渡る代表でのプレーに終止符を打った同選手は今後、アーセナルでのフットボールキャリアに集中することとなる。
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