セリエA

イタリア紙が予想する移籍可能性が高い5名の超大物選手

欧州主要リーグの開幕から1ヶ月が経過。各クラブは早くも来シーズンの陣容整備に向けた補強のリストアップを始めている。そこで今回はイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が特集した「来季移籍する可能性のある大物選手5名」をご紹介したい。


アドリアン・ラビオ

移籍金予想:フリーエージェント(ゼロ)
年俸予想:300万ユーロ(約3億9000万円)

ガゼッタ去就予想:
ユベントス(40%)、パリ・サンジェルマン残留(30%)、バルセロナ(30%)

来年6月にクラブと契約満了を迎えるラビオ。契約延長交渉は不調が続いており、1月までに合意に至らなければ、多くのビッククラブが獲得に乗り出すと予想されている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はユベントスが調査を進めていると報じており、移籍先の最有力候補と評価。次点に主力のセルヒオ・ブスケツ、イバン・ラキティッチがともに30歳を迎え、後釜の獲得も目指したいバルセロナが予想されている。


ルカ・モドリッチ

移籍金予想:1000万ユーロ(約13億円)
年俸予想:800万ユーロ(約10億3000万円)

ガゼッタ去就予想:
レアル・マドリード残留(60%)、インテル(40%)

夏の移籍市場でインテルへの移籍に前向きな姿勢を示したモドリッチだが、クリスティアーノ・ロナウド退団の影響で移籍は実現せず。あくまで残留が有力だが、来夏の移籍市場で再びインテルが獲得に乗り出せば、移籍の可能性は十分に考えられるだろう。


ポール・ポグバ

移籍金予想:6000万ユーロ(約78億円)
年俸予想:1400万ユーロ(約18億円)

ガゼッタ去就予想:
ユベントス(40%)、マンチェスター・ユナイテッド残留(30%)、バルセロナ(30%)

イギリスではジョゼ・モウリーニョ監督との関係悪化が連日報じられ、移籍報道が過熱している。ユベントスのSDファビオ氏は獲得の可能性を否定しているが、イタリアの複数メディアがユベントスへの移籍を示唆している。中盤の補強を目指しているとされるバルセロナも1月にポグバ獲得に動くと報じられている。


ズラタン・イブラヒモビッチ

移籍金予想:フリーエージェント(ゼロ)
年俸予想:400万ユーロ(約5億円)

ガゼッタ去就予想:
ミラン(50%)、アル・イテハド(30%)、マルメ(20%)

今シーズンからLAギャラクシーでプレーしているイブラヒモビッチはリーグ戦24試合に出場して20得点を記録。37歳の年齢を感じさせないパフォーマンスを披露している。来年1月にも古巣ミランが獲得に動くと報じられている。クラブ幹部のレオナルド氏は夏の移籍市場で獲得を検討したことを認めたが、冬の移籍市場での獲得は否定している。ミランに次ぐ候補はサウジアラビアのアル・イテハド。3番手にはイブラヒモビッチがキャリアをスタートさせた古巣マルメへの復帰説が挙げられている。


クシシュトフ・ピョンテク

移籍金予想:4000万ユーロ(約52億円)
年俸予想:45万ユーロ(約5800万円)

ガゼッタ去就予想:
ユベントス(40%)、ナポリ(30%)、バイエルン・ミュンヘン(30%)

夏の移籍市場でポーランドのクラコビアからジェノアへ移籍金400万ユーロ(約5億3000万円)で加入したピョンテク。日本ではまだ馴染みのない名前かもしれないが、移籍後8試合で13得点を決める驚異的な活躍を見せている欧州屈指の注目株だ。早くも複数のビッグクラブが関心を寄せており、ジェノアは売却金額を5000万ユーロ(約65億円)以上に設定したと報じられている。すでにナポリは2500万ユーロ(約32億円)でオファーを提示。しかし、これは拒否されているようだ。