元アルゼンチン代表のFWカルロス・テベスはどうやらフットボール観戦を好んでいないようだ。現地時間12日、アルゼンチンメディア『Clarin』がこれを伝えている。
かつてマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティやユベントスなどビッグクラブを渡り歩いたテベスは2015年夏に古巣のボカ・ジュニアーズへの復帰を果たす。その後は2016年末に上海申花に加入したものの、中国の生活やフットボールのレベルが合わず、今年1月に再びボカ・ジュニアーズに加入している。
そんなテベスは現在、アルゼンチンの首都であるブエノスアイレスにおける厳しい環境の中での自身の生い立ちに関するドキュメンタリーの制作に携わっている。
同選手はメディアインタビューにて「僕がフットボール観戦を好んでいるか? いや、全然だよ」と語ると、「もしクラシコの中継番組が行われている時に他のチャンネルでゴルフトーナメントの中継が行われているならば、僕はゴルフを見るよ」というコメントを残している。
また本人は「僕はフットボールの試合を見て素敵だと感じたことがない。実際にプレーすることが好きだし、ボールを操るのが好きなんだよ」と語っており、プレーすることへの満足感を示している。
なおテベスとボカ・ジュニアーズとの契約は2019年度末で満了を迎え、このタイミングで同選手は現役を退く可能性が高いと伝えられている。自身に残された現役生活も約1年3ヵ月とわずかであるだけに、ピッチ上でのプレーに全力を注いでほしいところだ。
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