バイエルン・ミュンヘンは現地時間6日にブンデスリーガ第7節・ボルシア・メンヒェングラートバッハ戦で0-3とまさかの完敗を喫し、順位を5位まで下げている。
そのバイエルンを率いるニコ・コバチ監督はこの一戦でコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスを先発フル出場させているが、試合前日の記者会見では同選手が出場時間を減らしていることについて言及していた。
ハメス・ロドリゲスは今シーズンここまでボルシア・メンヒェングラートバッハを含め公式戦8試合に出場しているものの、先発出場試合数はその半数の「4」にとどまっている。
このように自身に出場機会が保証されていないことやここ数試合のチーム状況に対して、同選手は先週なかばに行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節・アヤックス戦でコバチ監督に暴言を吐くなど不満を爆発させていた。
これについてコバチ監督は「ハメスは極めて重要な選手であり、今シーズンはここまで重要な選手であることに値するだけのものを見せてくれている」と同選手を高く評価している。
また同監督は「ピッチに12人を一気に送り出すことはできない。それでも彼は確実に他の選手と同じだけの出場機会が与えられるだろう」と語っており、ハメス・ロドリゲスの出場時間もある程度は制限されるという見解を示している。
なおハメス・ロドリゲスは今季でレアル・マドリードからのレンタル移籍の2シーズン目を迎えているが、来季の去就は依然として不透明な状況である。もし自身の出場機会やチーム状況に改善が見られない場合は、同選手がマドリード復帰を真剣に考慮するかもしれない。
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