チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節のナポリ戦で、完敗を喫したリバプール。特にアレックス・オックスレイド・チェンバレンの不在により、ボールを運べるMFが欠けていたことは大きかった。そこで今回は、リバプールが獲得を目指している5人の攻撃的MFをご紹介する。
カイ・ハベルツ
クラブ:バイエル・レバークーゼン
2016年10月に、クラブ史上最年少(17歳126日)でブンデスデビューを果たし、一躍世界中から注目を集めることになったハベルツ。ハカン・チャルハノールがミランへ移籍することをクラブが止めなかったのは、彼の存在があったからともいわれている。囲まれても、卓越したテクニックと判断で状況を打開できる能力はリバプールが欲しているものだ。
クリスティアン・プリシッチ
クラブ:ボルシア・ドルトムント
現パリ・サンジェルマン監督トーマス・トゥヘルにより才能を見出されたアメリカの20歳は、爆発的なスピードとそこからの切り替えしや緩急で相手を置き去りにできるドリブラーだ。リバプールにはボールを運べるMFが必要。途中出場からでも、大きな効果を発揮するだろう。
ユリアン・ドラクスラー
クラブ:パリ・サンジェルマン
シャルケで才能を爆発させたドラクスラーは、PSGでもレギュラーの座を掴んでいる。ウィンガーとしてプレーしているが、攻撃的なMFとしてもプレー出来るため、リバプールにとっては大きな戦力になるだろう。
ハキム・ツィエク
クラブ:アヤックス
オランダ出身のモロッコ代表MFはボールを運ぶだけでなく、幅広いプレーを高い次元で行なうことができる。『フットボール・インターナショナル』には「フットボールファンなら誰もがスタジアムに観に行きたがる、黄金の左足を持つクラシカルな10番」とたたえられたことも。ドリブルからの鋭いラストパスは圧巻だ。
ナビル・フェキル
クラブ:オリンピック・リヨン
今夏のフェキルのリバプール移籍劇が完了することはなかった。メディカルチェックに引っかかったことが破談の原因とされている。また、それによりギリギリになって移籍金の引き下げを要求したことにより、リヨンサイドを怒らせたという経緯もあるようだ。
ただ、フェキルには素晴らしい左足と敏捷性、体の強さがある。リヨンでは2列目からチームを支えることも多いが、最前線でのプレーも可能だ。リスクはあるかもしれないが、間違いなくリバプールのレベルは上がるだろう。
コメントランキング