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バルサ会長、グアルディオラの古巣帰還の可能性に「常にドアは開けている」

 バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長はかつて同クラブで指揮官を務めていたジョゼップ・グアルディオラ現マンチェスター・シティ監督の帰還の可能性について言及しているようだ。現地時間1日、スペインメディア『Diario Sport』が伝えている。

 グアルディオラは2007年夏にバルセロナの下部組織の指揮官に就任すると、翌シーズンからトップチームを率い、ラ・リーガ3連覇という偉業を成し遂げている。また2013年にはバルセロナを離れ、バイエルン・ミュンヘンの指揮官に就任するとブンデスリーガ3連覇を達成。そして2016年夏から現在にかけてはシティの指揮官を務めており、昨季は勝ち点100超えという大台に到達する形でプレミアリーグ制覇を成し遂げている。

 そんな3クラブで数多くのタイトルを獲得している同監督は以前、You Tubeチャンネル『Universo Valdano』のインタビューにて「私が監督キャリアを始めた場所で最後を迎えたい」と語ると「私の最後の仕事はラ・マシア(バルセロナの育成組織)にあるだろう」というコメントを残している。

 古巣復帰を示唆するコメントを残していたグアルディオラ監督についてバルトメウ会長「彼は天才だ。将来的に彼がバルセロナに戻りたいと考えていることは知っている。おそらくラ・マシア(バルセロナの下部組織の名称)の指揮官としてだろうね」と語っている。

 また同会長は「バルセロナにとって良いニュースだ。我々は彼に対して常にドアを開けている。彼がすぐにクラブを離れることを望む人は誰もいないよ。かつて彼は彼自身の選択でここを離れた。けど彼はまた戻ってくるだろうし、我々はそんな彼をサポートするだろう」と語っており、グアルディオラ監督を温かく迎え入れる用意があることを明かしている。

 なおグアルディオラ監督とシティの契約期間は2021年6月末まで残っている。これまで3、4シーズンごとにクラブを変えてきた同監督に果たしてバルセロナ帰還を選択する日はやってくるのだろうか。