バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシはもしかしたら今季はここまで本来のパフォーマンスを発揮しきれていないのかもしれない。現地時間1日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。
メッシは今季ここまで公式戦9試合に出場し8ゴール5アシストをマークしている。ゴール数やアシスト数だけ見ると、同選手は本来のパフォーマンスを発揮していると感じるフットボールファンも多いと思うが、同紙はリーグ戦における「ボールロスト」に関するデータを紹介している。
これによると、今季のメッシはここまで140回のボールロストをしており、この数字はラ・リーガ全体で2番目に多い選手であるようだ。同選手は前線を主戦場とすることもあり必然的にボールロスト回数が多くなるかもしれないが、ボールロスト率も20%と高い数字を叩き出している。
ただこれはあくまでも今季のみのデータであり、過去数シーズンとの比較が行われていないため、ボールロストに関するデータからメッシのコンディションが万全ではないということは一概に言えない。しかし今季のバルセロナがここまでリーグ戦で4勝2分1敗と波に乗り切れていない原因のひとつとして、このメッシのボールロスト回数の多さがあるのかもしれない。
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・ラ・リーガ第7節終了時点でのボールロスト回数ワースト5(括弧内はボールロスト率)
1位 ルベン・ペニャ(エイバル):152回(25.33%)
2位:リオネル・メッシ(バルセロナ):140回(20%)
3位:ホセ・アンヘル(エイバル):130回(21.67%)
4位:ナチョ・フェルナンデス(レアル・マドリード):127回(18.14%)
5位:ウスマン・デンベレ(バルセロナ):119回(17%)
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