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ドイツW杯優勝の元伊代表指揮官リッピ、来年1月で監督業に終止符か

 現在中国代表を率いているマルチェロ・リッピ監督は近いうちに監督業を引退する可能性があるようだ。現地時間1日、イタリアのラジオ局『Radio Anch’io Sport』がこれを伝えている。

 リッピはかつてユベントスを率いて1995/96シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)を制したり、イタリア代表指揮官として2006年に行われたワールドカップ・ドイツ大会で優勝を成し遂げるなど華やかな実績を誇っている。

 また同氏は2012年に中国に渡り広州恒大の指揮官に就任すると2013年にAFCチャンピオンズリーグのタイトルをチームにもたらすなど、約2年半の在籍期間で実績を残している。そして2016年10月には中国代表監督に就任。現行契約では来年1月末までの契約期間となっている。

 そんなリッピ氏は自身の今後について「ホーム(イタリア)に戻りたいと思っている」と語っている。また同氏は中国代表指揮官としての契約期間について「アジアカップが終了する来年1月31日まで契約期間が残っている。その後については様子を見よう。ただ監督としての仕事はここで最後となるだろう。2月に中国を去るか? そうだ」と語っており、来年1月末をもって退任する意向を示している。

 イタリアで数多くの実績をあげ名将として名の知れ渡っていたリッピだが、どうやら異国の地で監督キャリアに終止符を打つようだ。