セリエA プレミアリーグ

モウリーニョ、ポグバから副キャプテンはく奪の決断でさらに関係悪化か

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督とフランス代表MFポール・ポグバとの関係は悪化の一途をたどっているかもしれない。現地時間26日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がこれを伝えている。

 ポグバとモウリーニョ監督は昨シーズン途中から両者の間で確執があるものとみられており、今夏もクラブ退団の可能性が伝えられていた。また同選手の移籍先として古巣のユベントスやバルセロナなどの名前が挙がっていた。

 また今週にはポグバがユナイテッドの本拠地・オールドトラッフォードでの戦い方について「モウリーニョ監督はより攻撃的な戦術をとるべきだ」と同監督を批判するようなコメントを残しており、周囲は同選手が改めてユナイテッド退団を考慮していることを示すものであると捉えているようだ。

 さらにモウリーニョ監督はポグバから副キャプテンの地位をはく奪したものとみられ、両者の関係はより一層悪化するという見方が広まっている。この決断について同監督は「唯一の真実は私が彼を副キャプテンから外すという決断を下したことのみである。ただ彼との関係については何も問題はない」と語っている。

 またモウリーニョ監督は続けて「私は監督であり、今回のような決断を下すことができる。(この決断に関しては)全く問題ないし、私が説明するようなことではない」とコメント。副キャプテンから外した理由について詳細に語ることはなかった。

 なおポグバは現地時間25日に行われたカラバオカップ(イングランド国内リーグカップ)3回戦・ダービー・カウンティ戦で招集メンバーから外れスタンドから観戦している。果たしてポグバの気持ちはこの一件により、クラブ退団へさらに傾くこととなるのだろうか。