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ザンクトパウリ宮市亮、復帰初戦での決勝弾に興奮冷めやらぬ様子

 ザンクトパウリのFW宮市亮は現地時間21日に行われた2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)第6節・インゴルシュタット戦後に喜びのコメントを残しているようだ。現地時間21日、ドイツ紙『キッカー』がこれを伝えている。

 この一戦でベンチ入りした宮市亮は70分にピッチに立ち、トップチームでの今季初出場を果たすと82分、自陣からのロングフィードに反応して最終ラインの裏のスペースに抜け出し、飛び出してきた相手ゴールキーパーよりも先に頭で触りゴールネットを揺らしている。また試合はこの宮市のゴールが決勝点となり、ザンクトパウリが1-0で勝利を収めた。

 同選手は試合後のインタビューにて「復帰初戦でゴールを決めることができて、素晴らしい気分だ」と興奮冷めやらぬ様子を見せると、「チームにとって今日は非常に重要な試合だった。我々は90分通して全力で戦ったし、勝利のために全てを出し尽くしたよ。この試合で勝利することができてとても幸せだ」と語っており、自身の復帰と同様、チームにとっても非常に大きな勝利だったという考えを示している。

 靭帯損傷など幾度となく長期離脱を余儀なくされていた宮市はすでに25歳となっているが、海外挑戦当初のパフォーマンスを取り戻してほしいものだ。