ラ・リーガ バルセロナ

バルサ会長、今夏PSGが興味のラキティッチとの契約延長交渉却下明かす

 バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長はこの夏にクロアチア代表MFイバン・ラキティッチとの契約延長に関する要望を拒否していたようだ。現地時間17日、スペインメディア『Onda Cero』がこれを伝えている。

 ワールドカップ・ロシア大会でクロアチア代表を史上最高成績の準優勝に導いたラキティッチには、今夏にパリ・サンジェルマン(PSG)が獲得に関心を寄せていたものの、同選手はバルセロナ残留を明言していた。

 しかし同クラブのバルトメウ会長はメディアインタビューにて「ラキティッチは我々のもとに尋ねてきたが、このタイミングで話し合うことはできないだろう。来シーズンに我々は新契約に関して議論することができる」とコメント。

 PSGが興味を示した後にラキティッチは契約延長交渉を要望したものの、バルセロナ首脳陣は2021年まで契約期間を残している同選手とは契約延長を行うタイミングではないとしてこれを却下している。

 なおバルセロナは現在スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツやDFジョルディ・アルバの2選手と契約延長に向けた話し合いを行っている。主力選手の慰留を着実に進めているバルセロナは、おそらく来季にラキティッチとも話し合いを進めることだろう。