
レアル・マドリードのガレス・ベイル 写真提供:Getty Images
レアル・マドリードのウェールズ代表FWガレス・ベイルは今夏にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの電撃退団が自身にとってプラスに働いていると考えているようだ。現地時間17日、イギリスメディア『デイリーメール』がこれを伝えている。
ベイルは昨季まで先発出場の機会に恵まれず毎年のようにクラブ退団の可能性が取り沙汰されていたものの、この夏にクリスティアーノ・ロナウドがユベントスへ1億1200万ユーロ(約146億円)で電撃移籍を果たしたことにより、今季はフレン・ロペテギ監督から重要な役割を託されている。
同選手は「僕にとって(ロナウドのような)ビッグネームが在籍していたシーズンとは明らかに異なったシーズンとなっているよ。おそらく今までより少しリラックスできる環境になっている」と語っており、クリスティアーノ・ロナウドの退団が自身のプレーに影響を与えていることを認めている。
一方、ベイルは昨季のチャンピオンズリーグ(CL)決勝・リバプール戦で豪快なオーバーヘッドからゴールを決めているが、欧州サッカー連盟(UEFA)の年間ベストゴール賞にノミネートされず、CL準々決勝1stレグ・ユベントス戦でのクリスティアーノ・ロナウドのバイシクルが同賞に輝いている。
これについてベイルは「なぜ僕のゴールがリストに連ねていなかったのか知らないよ。誰が審査員だったのか知りたいし、彼らをクビにしたいよ。ロナウドのゴールよりも良かったか? それについては僕がコメントすることではない」と語っており、審査過程も含めて不満を抱いていることを明らかにしている。
なおマドリードは現地時間19日にローマをホームに迎える。果たしてこのCL初戦でベイルはチームを勝利に導くようなパフォーマンスを披露するのだろうか。
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