先日、レアル・マドリードのブラジル代表DFマルセロが脱税を認め、大きな話題となった。過去にもサッカー選手が脱税を疑われ検察から起訴されることは多く、「またか」と思った方も多いのではないだろうか?今回は、過去に税金の問題で世間を賑わせた6人の選手をご紹介する。
マルセロ
マルセロは収入の処理を海外の企業を利用し、49万ユーロ(約6300万円)の脱税を行ったとされている。マルセロ本人もそれを認めており、懲役4ヵ月と75万ユーロ(約1億円)の罰金処分が下された。ただ、スペインの法律では初犯で懲役2年以下の刑に関しては執行猶予がつくため、マルセロが収監されることはないようだ。
クリスティアーノ・ロナウド
スペイン検察はクリスティアーノ・ロナウドの脱税疑惑について2014年から調査を開始したことを過去に認めている。合計1480万ユーロ(約18億円)を脱税したとみられており、脱税していた期間は2011年から2014年までのようだ。今年6月に最終的な処分として、約24億円の罰金を支払うことが決定した。
ネイマール
ネイマールは2013年にサントスからバルセロナに移籍したが、その際に移籍金を過少に申告したとして脱税の罪に問われた。公式発表では5710万ユーロ(約66億円)とみられていたが、実際には8300万ユーロ(約96億円)が支払われていたとみられている。その差額である2590万ユーロ(約30億円)が脱税されたとみられている。
リオネル・メッシ
メッシもまた、脱税容疑にて有罪判決を受けている。2007年から2009年までの間に400万ユーロ(約5億円)を脱税したとみられており、スペイン最高裁判所にて懲役21ヶ月の有罪判決をくだされた。しかし、保釈金を支払うことで執行猶予となり、収監は免れることとなった。
ディエゴ・マラドーナ
アルゼンチンだけでなくサッカー界全体のレジェンドであるディエゴ・マラドーナだが、彼もまた税金に問題を抱えた選手の一人だ。同氏は1990年代にナポリでプレーした際に4000万ユーロ(約51億7800万円)相当を脱税したとみられている。しかし、その後判決に対してマラドーナは税金を収めることを拒否し、長年に渡ってイタリアに入国することができなかった。
ローマリオ
ロマーリオはブラジルを代表する伝説的ストライカーだ。現役時代に公式戦で1000ゴール以上を記録し、現在確認できる限り史上最多ゴールを決めた選手となっている。ロマーリオは1996年から1997年のバレンシア時代に80万ユーロ(約1億300万円)相当の脱税をしたとして2009年に起訴された。
コメントランキング