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昨年引退の元イタリア代表ピルロに豪州2部クラブが現役復帰へオファーも

 かつてミラン、ユベントス、ニューヨーク・シティFCなどでプレーした経歴を持つアンドレア・ピルロ氏がオーストラリア2部クラブからの現役復帰へのオファーに関心を示していないようだ。現地時間12日、アメリカメディア『ESPN』がこれを伝えている。

 ピルロ氏はアメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・シティFC在籍時の2017年11月に現役引退を表明。2017年シーズン限りでスパイクを脱ぐと、今年6月にはかつて自身が数多くのタイトルを獲得した場所でもあるミランの本拠地サン・シーロで引退試合を開催していた。

 その同氏に対しては、オーストラリア2部に所属するアボンデールFCが今月に入り、獲得に乗り出していると伝えられている。しかしアメリカメディア『ESPN』はピルロ氏の代理人にコンタクトをとった結果、このオファーに本人は興味を示していないことが明らかになったようだ。

 この夏はロベルト・マンチーニ監督率いるイタリア代表のもとでアシスタントコーチを務める可能性が浮上していたピルロ氏だが、果たして今後どのような形でフットボール界との関わりを持つこととなるのだろうか。