ラ・リーガ バルセロナ

バルサ一筋のブスケツ、クラブとの新契約締結の公式発表で大幅な遅れが

 バルセロナはスペイン代表MFセルヒオ・ブスケツとの新契約締結で合意には至っていないようだ。現地時間10日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。

 ブスケツは昨季終了後からバルセロナ幹部と契約内容の改善に関する話し合いを行ってきたものとみられる。同紙の報道によると、同選手は現在クラブとの契約期間を2021年まで残しており試合出場数に応じる形で2年間の契約延長オプションが盛り込まれているものの、今回の新契約で契約期間の延長は行われないようだ。

 一方、年俸はウルグアイ代表FWルイス・スアレスや元スペイン代表DFジェラール・ピケに匹敵するほどの金額を提示しているものとみられている。

 この交渉は元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタのヴィッセル神戸行きが決定した6月からスタートし、8月中旬に基本合意に達したと伝えられている。しかし詰めの交渉で時間を要している模様。

 それでも今週には新契約締結の公式発表をするとの見方が強まっていたが、ブスケツがサインを交わしていないことから発表時期はさらに遅れるものとみられる。

 なお自身のキャリアでバルセロナ一筋であるブスケツはこれまで公式戦通算485試合に出場しており、中盤のかじ取り役として不可欠な存在となっている。果たして同選手はこの交渉を通じてどのような決断を下すのだろうか。