ドイツ代表率いるヨアヒム・レーブ監督は現地時間9日に行われた国際親善試合・ペルー戦での指揮により、ドイツ代表歴代監督の指揮試合数でタイ記録となったようだ。現地時間9日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。
ドイツ代表はペルーとの一戦で22分に先制ゴールを許したものの、直後の25分にバイヤー・レバークーゼンのFWユリアン・ブラントが同点ゴールを決めると、終盤の85分にはホッフェンハイムのDFニコ・シュルツが勝ち越し弾を叩き込み、2-1で勝利している。
またレーブ監督はこの試合での指揮により、ドイツ代表での通算試合数が「167」に到達。これはかつて第2次世界大戦前の1936年から1942年にかけてのドイツ代表、そして第2次世界対戦後の1954年から1964年にかけて西ドイツ代表で指揮を執っていたゼップ・ヘルベルガーに並ぶ記録となっている。
なおレーブ監督の初陣はワールドカップ・ドイツ大会終了後の2006年8月に行われたスウェーデン代表との国際親善試合であり、ここから3度のワールドカップを挟み今に至っている。ロシアW杯終了後にはグループステージ敗退の責任を取る形での辞任を求める声が周囲からあがっていたものの、指揮官続行を決断したレーブは果たしてどこまでこの記録を伸ばすこととなるのだろうか。
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