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今夏ユーべ退団のマルキージオ、ロシアでの年俸8億円はキャリア最高額に

 ユベントスと今季開幕戦直前に契約を解除し、ゼニト・サンクトペテルブルク加入を果たしたMFクラウディオ・マルキージオの年俸が明らかになっているようだ。現地時間4日、イタリアメディア『Il Bianconero』がこれを伝えている。

 マルキージオは幼少期からユベントス下部組織に在籍するなど、ユベントスで25年過ごしてものの昨季は公式戦12試合の先発出場にとどまっていた。それでも同選手は2020年まで残しているユベントスとの契約期間を全うする姿勢を示していたものの、開幕戦直前の契約解除で多くのファンを驚かせていた。

 マルキージオの新天地としてはポルトガルの強豪・ポルトやスポルティングCPなどの名前が挙がっていたものの、本人はロシア行きを決断。現地時間3日にゼニト・サンクトペテルブルクが同選手を契約期間2年で獲得したことを公式発表している。

 そのゼニト・サンクトペテルブルクとマルキージオの契約内容だが、どうやら年俸は600万ユーロ(約7億7500万円)から650万ユーロ(約8億3900万円)にのぼるものとみられ、出場試合数に応じたボーナスも付帯されているものとみられる。

 これは昨季にユベントスで貰っていた年俸額である350万ユーロ(約4億5200万円)をはるかに上回る金額であり、自身のフットボールキャリアにおいて最高額の年俸となったようだ。昨季は中盤センターにおける分厚い選手層を目前に出場機会が激減したマルキージオがロシアの地で再起を図る。