プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

マンUが今シーズンの立て直しを図るための4つの方法

開幕から3試合で1勝2敗と、昨シーズンのプレミアリーグで2位だったチームとは思えない姿を見せているマンチェスター・ユナイテッド。明日の日本時間0時には、開幕から勝ちのないバーンリーとの一戦。この試合で上昇気流に乗りたいところだろう。そこで今回は、ユナイテッドが今シーズンを立て直すための4つの方法をご紹介する。


戦術の見直し

ジョゼ・モウリーニョのサッカースタイルは、監督としての彼のキャリアの中で称賛されることが多かった。特にポルトの躍進などは目を見張るものがあった。ただ、近年ではその評価も下落。チェルシーやリバプール、マンチェスター・シティなどの他のビッグクラブは戦術の大幅な変更をいとわない。ポール・ポグバはもっと高い位置でプレーさせる必要があるだろう。ロメル・ルカクとペアを組ませることで、チームのバランスは改善するはずだ。長期的に見てポジティブな結果を残すだろう。


勢い

抽象的かつ論理的ではないのであまり好きな言葉ではないが、勢いは間違いなく必要だろう。サポーターや周囲の雰囲気を含めて、今のユナイテッドは閉塞感に包まれている。モウリーニョの3年目の呪いはすでに発動し始めており、これを好転させる必要がある。10月20日にはプレミアリーグのチェルシー戦。24日にはCLグループステージのユベントス戦が控える。そこまでに難敵であるウェストハム・ユナイテッドやバレンシアに良い形で勝利し、勢いをつけるべきだろう。


最後の1/3に明確なビジョンを

ディフェンダーがボールを奪取し、ミッドフィールダーがカウンターのエンジンをかけアタッカーが前方に走り出す。しかし、送られるパスは遅れ、カウンターの好機なのにボール保持を優先してしまう。今シーズンのユナイテッドが陥りがちなパターンだ。タレントとスピードのある選手を揃えているのに、ピッチの最後の1/3に明確なビジョンを持てていない。これは戦術云々以前の問題だろう。


CBの補強

今夏の移籍市場で、ユナイテッドは是が非でもCBを獲得しなくてはいけなかった。ハリー・マグワイアやジュローム・ボアテング、トビー・アルデルベイレルトなど多くの選手の獲得に動いたが実現できなかった。直近3試合でゴールを許しているチームの問題点は明確だ。エリック・バイリーが不甲斐ないプレーを見せても、ベンチにいるのがマルコス・ロホやクリス・スモーリングでは目も当てられない。冬の移籍市場では絶対に逃してはいけない。


名前:菊池大将
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幼少期に父親の影響でミランが好きになりました。アイドルはシェフチェンコ。パッション、データ、経済、カルチャー、サッカーの持つ様々な表情を見るのが好きです。よろしくお願い致します!

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