リバプールの守護神でブラジル代表GKのアリソン・ベッカーがプレミアリーグ第4節のレスター・シティ戦で致命的なミスを犯したことに対して監督のユルゲン・クロップ監督がコメントを残した。英メディア『BBC』が報じている。
2点をリードしていたリバプールは63分、味方のバックパスを処理しようとした際、ゴールライン際でプレスにきたケレチ・イヘアナチョをかわそうとするも失敗。ボールを奪われて、ラシド・ゲザルの得点に繋がってしまった。
試合は2-1でリバプールが逃げ切ったが、危うく勝ち点3を取りこぼすところだった。試合後アリソンは「バックパスが良くなかった。ロッカールームで話したよ。フィルジル(・ファン・ダイク)にも言った。良くないパスだった。だけど、当然同じミスをするほど俺はバカじゃない」と切り替えた。
また、クロップ監督はパスを出す側にも修正が必要と語るも「GKはあの状況でドリブルすべきでない。だけど、彼はそれをした。そしてなにより興味深かったのは、それからどんなリアクションをするか。そこは良かったね」とミスの後のプレーや立ち回りに関しては評価した。
昨シーズンまで正守護神を務めていたベシクタシュGKロリス・カリウスがチャンピオンズリーグの決勝で大きなミスをしたこともあり、リバプールのGKには他のチームとは違ったプレッシャーがかかる。
アリソンのこれからのプレーにも注目していきたい。
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