プレミアリーグ マンチェスター・シティ

グアルディオラ、昇格組との一戦における“神の手”ゴールについて言及

 マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督はプレミアリーグ第3節・ウルバーハンプトン戦で先制ゴールを許したシーンについて試合後に言及しているようだ。26日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。

 日本時間25日夜に行われたこの一戦では57分、左サイドからのクロスにDFウィリー・ボリーがダイビングヘッドで合わせ、ウルバーハンプトンが先制に成功している。

 しかしこのゴールシーンをよく見ると、クロスボールはボリーの頭をかすめた後に右手に当たってゴールネットを揺らしており、試合後にハンドではなかったのかという批判の声が周囲から出ている。

 ただグアルディオラ監督は試合後にインタビューにて「(ウルバーハンプトンのゴールについて)判定を下すことが私の仕事ではないし、私はレフリーではない」と試合後に審判団に抗議しなかったことを明かしている。

 そして現在プレミアリーグで導入されていないビデオアシスタントレフリー(VAR)の判定の運用について「(今後VARを導入する際には)プレミアリーグはVAR判定の使い時についてルールを決めるだろう。レフリーにとって試合中に起こる出来事全てを見るのは難しいことだ」と語っており、VARの運用に関するルールの整備に対する期待感をあらわにしているようだ。

 なお試合は先制を許したシティが69分にDFアイメリク・ラポルテが同点ゴールを決めたものの、勝ち越しゴールは奪うことができず、そのまま1-1のドローに終わっている。