ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

バイエルン、リーグ開幕戦で白星もコマンに再び長期離脱の恐れ

 バイエルン・ミュンヘンのFWキングスレイ・コマンはブンデスリーガ開幕戦での負傷により、長期戦線離脱を余儀なくされる可能性があるようだ。25日、ドイツ紙『キッカー』が報じている。

 ブンデスリーガ6連覇を成し遂げているバイエルンは日本時間25日未明にブンデスリーガ第1節・ホッヘンハイム戦に臨み、ホームで3-1と勝利を飾っている。しかしこの一戦では前半終了間際の45分、右サイドからドリブル突破を試みたコマンがホッヘンハイムのDFニコ・シュルツと交錯。そのまま元オランダ代表FWアリエン・ロッベンとの交代を余儀なくされていた。

 コマンは試合後のチームドクターによる診断の結果、左足首の靭帯結合部を負傷した模様。今年2月下旬のリーグ戦でも足首の靭帯を損傷しており、今回も開幕直後での長期離脱に入る可能性が出てきているようだ。

 なお試合はバイエルンは前半にCKからドイツ代表FWトーマス・ミュラーのヘディングシュートで先制したものの、後半にハンガリー代表FWアダム・シャライに同点弾を許す。しかし試合終了直前の82分にPKを獲得し、これをポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが落ち着いて流し込むと、90分にはホッヘンハイム守備陣の一瞬の隙を突いてロッベンがネットを揺らしている。