セリエA ローマ

ローマ主将、セリエAに今季導入された規定への“抵抗”で罰則の可能性

 ローマのキャプテンを務める元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシにはセリエAから何らかの処分を下されるかもしれない。21日、イタリアメディア『Premium Sport』が報じている。

 デ・ロッシは日本時間19日深夜に行われたセリエA第1節・トリノ戦で先発フル出場を果たし、チームの勝利に貢献している。ただ同選手が巻いていたキャプテンマークに問題はどうやらあったようだ。

 セリエAでは2018/19シーズンより各クラブが試合で着用するキャプテンマークを白色と青色でデザインされ、レガ・セリエAのロゴマークの横に「CAPITANO」と書かれたものに統一されており、個性的なキャプテンマークの着用が認められていない。

 しかしデ・ロッシはこの新たな規定にあたかも抵抗するかのようにローマのチームカラーであるジャッロロッソ(黄色と赤色)でデザインされたキャプテンマークを巻き、開幕戦に出場していた。

 今のところ同選手に対する処分の発表は行われていないものの、セリエA側が何らかの調査に乗り出す可能性があるものとみられ、「キャプテンマーク問題」の今後の動向に注目が集まる。