KASオイペンのFW豊川雄太は日本時間20日未明に行われたジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第4節・ヘント戦で先制ゴールを叩き出した。
豊川は強豪ヘントとの一戦で右ウイングのポジションで先発メンバーに名を連ねる。開始早々の4分にオイペンが中央左サイド寄りの位置でファウルをもらうと、ヘントの最終ラインの間にできたスペースを豊川が狙い、素早いリスタートで同選手を狙った縦パスが送られる。このパスをペナルティエリア内で受けた豊川がヘントディフェンダーをワンタッチで交わし、右脚からシュートを放つと、これがゴール右上を鮮やかに揺らした。
しかしヘントは直後の6分にヘントは左サイドのCKのセカンドボールを拾ったMFバディス・オジジャ=オフォエが右脚からの強烈なミドルシュートでゴールマウスを突き刺しすかさず同点に追いつく。そして9分には同じく左サイドのCKから今度はニアサイドに飛び込んできたノルウェー代表DFシグール・ルーステッドが頭で反らし、これがそのままネットを揺らした。
ヘントがわずか10分の間に逆転に成功するなど、序盤に激しくスコアが動く一戦となったものの、この後は終盤まで試合は膠着状態となる。しかし85分にオイペンはMFルイス・ガルシア・フェルナンデスのゴールで同点に追いついたものの、後半アディショナルタイムの90+2分に勝ち越しゴールを奪われ、オイペンは2-3でヘントに敗れている。
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