セリエA ユベントス

マルキジオ退団のユベントス。7連覇経験選手は残り2人だけに

 元イタリア代表MFクラウディオ・マルキジオの契約解除によるユベントスからの退団が発表された。これにより、スクデット7連覇を経験した選手は残り2人となっている。

 スクデット7連覇を経験したのはマルキジオ、ジャンルイジ・ブッフォン、ステファン・リヒトシュタイナー、ジョルジョ・キエッリーニ、アンドレア・バルツァッリの5選手。ブッフォンはパリ・サンジェルマンへと移籍し、リヒトシュタイナーはアーセナルへと移籍したため、残るはバルツァッリとキエッリーニの2選手となった。

 クラブの歴史を通して平均年齢が高いといわれているユベントスだが、着実に世代交代は行われている。アタッカー陣ではパウロ・ディバラやフェデリコ・ベルナルデスキなど、これから全盛期を迎えるであろう選手たちがいる。
 
 中盤を見れば、今後の軸になりそうなまだ21歳のロドリゴ・ベンタンクールやエムレ・ジャン。最終ラインにはジョアン・カンセロやダニエレ・ルガーニ。GKにも実力者マッティア・ペリンを獲得した。

 チーム全体のバランスを見たときに、ベテラン、中堅、若手のバランスはとれていると言えるだろう。チャンピオンズリーグ優勝を1つの目標とした、ユベントスの戦略がうまくいっていると言える1つの理由となるはずだ。