ラ・リーガ

89年の歴史で初。ラ・リーガの試合がアメリカで開催へ

 スペインリーグの歴史で初めての試みが今シーズン行われることが、ラ・リーガの公式発表によって明らかになった。スペイン『アス』が伝えている。

 アメリカのベンチャー企業「Relevant」と15年間の契約を結んだスペインのラ・リーガは、今シーズンからリーグ戦の数試合をアメリカもしくはカナダで行う予定だという。

 NFLのマイアミ・ドルフィンズのオーナーでもある、Relevantのオーナー兼チュアマンのステファン・ロスは「この素晴らしいジョイントベンチャーは、北米のサッカー人口を飛躍的に増加させることだろう。このユニークな関係は北米のサッカーファンに最も情熱的で興奮する、最高レベルのサッカーを体験する機会となるはずだ」と述べた。

 ラ・リーガのハビエル・テバス会長は「この契約は北米における、この美しいスポーツの人口を増やす契機となるだろう。インターナショナル・チャンピオンズ・カップでスタジアムを満員にしたRelevantと、北米サッカーを成長させるミッションにおけるパートナーシップを結ぶことは、とても素晴らしいことだ」と語った。

 『エル・パイス』によると、アメリカで行われるリーグ戦はレアル・マドリードかバルセロナの1試合になる模様だと言うが、詳細はまだ発表されていない。