サンプドリアのマッシモ・フェレーロ会長は日本時間20日未明に控えているセリエA第1節・フィオレンティーナ戦の延期の要望しているようだ。16日、イタリアメディア『Adnkronos』がこれを伝えている。
サンプドリアが本拠地を構えるイタリアの北西部ジェノバでは14日、高速道路の高架橋が突然崩落する事故が発生し、40名近くの死者を出す大惨事となっている。またイタリア国内ではこの大事故が連日報道されており、国内では悲しみに包まれている。
一方、セリエAは今週末に開幕を控えているがイタリアサッカー連盟(FIGC)は開幕節全試合でジェノバでの大事故で亡くなった方々への黙とうを試合前に行うことを公式発表している。
しかしサンプドリアのフェレーロ会長は「我々のジェノバは深い傷を負った。私はフィオレンティーナ戦の延期を求めている。非常に傷ついているし、今これ以上コメントすることができない」と語っている。
ジェノアのウルトラスもホームでの開幕戦(対ミラン戦)の応援ボイコットを発表するなど、イタリアサッカー界にも高速道路の高架橋崩落事故による動きが広まっているだけに今後のFIGCの対応に注目が集まる。
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