ユベントスはパリ・サンジェルマン(PSG)へのブラジル代表DFアレックス・サンドロ放出を一切考慮していないようだ。15日、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』が報じている。
アレックス・サンドロの去就を巡っては、昨夏よりマンチェスター・ユナイテッドをはじめとするプレミアリーグ強豪クラブやパリ・サンジェルマン(PSG)など他クラブからの関心が絶えなかったものの、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの電撃加入もありユベントス残留に傾いている。
ただそのクリスティアーノ・ロナウドと良好な関係にあるレアル・マドリードのブラジル代表DFマルセロにユベントス移籍の可能性が取りざたされており、同選手獲得時にはアレックス・サンドロを放出するという見方があった。
しかしユベントスはアレックス・サンドロを断固として放出しない姿勢を示しており、PSGからの接触を拒んだ模様。またマルセロも日本時間16日未明に行われるUEFAスーパーカップ・アトレティコ・マドリード戦の前日記者会見にて「今そのこと(自身の去就)について話したくない。我々はタイトルをかけてここにいるわけであり、今このことを話すタイミングではない」と語っており、ユベントス移籍の可能性に関する言及を避けている。
なおセリエAの移籍市場はシーズン開幕前の日本時間8月19日に閉鎖することから、ユベントスのマルセロ獲得の可能性は極めて低いものとみられる。去就問題で揺れていたアレックス・サンドロの残留はほぼ確実であるだろう。
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