リーグ・アン パリ・サンジェルマン

PSG指揮官トゥヘル、開幕戦1ゴールのラビオの去就に言及

 パリ・サンジェルマン(PSG)のトーマス・トゥヘル監督はMFアドリアン・ラビオが今夏にクラブを離れる可能性を認めているようだ。14日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。

 クラブとの契約が来夏で満了を迎えるラビオの去就を巡っては、以前からミランやユベントス、さらにはバルセロナとビッグクラブがこぞって獲得に興味を示していると伝えられている。またPSGが契約延長のオファーを提示したものの選手サイドがこれを拒否したことにより、今夏移籍の可能性が高まっているようだ。

 また同選手は日本時間13日未明に行われたリーグアン開幕節・カーン戦で先発出場しゴールネットを揺らしているものの、他の主力選手が欠場していたこともあり次節以降はコンスタントに出場機会が得られないという見方が広まっている。

 今季からチームを率いるトゥヘル監督は去就不透明となっているラビオについて「アドリアンと仕事をすることを望んでいるし、彼がトップレベルにいるだけの能力を兼ね備えていると確信している」と同選手を高く評価。

 そして同監督は「彼の決断がどのようなものであるのか私は知らない。ただ彼の契約に関する状況は明らかだ。まだ1年間の契約期間を残している。彼は決断を下さなければならない」とラビオに対して今夏の去就の決断を急ぐように促している。

 ワールドカップ・ロシア大会ではフランス代表の予備メンバー登録を拒否するなど国内外で話題を呼んだラビオだが、果たしてこの後どのような決断を下すのだろうか。