ラ・リーガ プレミアリーグ

レアル指揮官ロペテギ、ナバスとクルトワの正守護神争いに手応え

 レアル・マドリードのフレン・ロペテギ監督はコスタリカ代表GKケイロル・ナバスとベルギー代表GKティボー・クルトワを抱えていることについて何も問題は起こらないという見解を示しているようだ。12日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。

 マドリードはケイロル・ナバスとポジション争いができる守護神の獲得を今夏の優先課題に掲げていたが、先週なかばにチェルシーからクルトワの獲得を決めている。

 またマドリードは日本時間12日未明にホームのエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウで行われたミランとのフレンドリーマッチで3-1と勝利を手にしている。

 この一戦ではケイロル・ナバスがゴールマウスを守っているが、同選手は再三に渡りミランの決定機でファインセーブを連発しており、今シーズンにかける意気込みをプレーで示している。

 ロペテギ監督は試合後のインタビューにて「ナバスとクルトワは問題を抱えていない。彼らはファンタスティックな選手たちだ」と語ると「ゴールマウスで素晴らしい競争が繰り広げられるし、それはチームにとって有益なものだ」とコメント。今後この2選手が熾烈(しれつ)なポジション争いを繰り広げることを期待しているようだ。

 日本時間16日未明に開催されるUEFAスーパーカップ・アトレティコ・マドリード戦に向けて好仕上がりを見せているマドリードであるが、クルトワの加入がチーム全体に競争意識を植え付けているのかもしれない。