開幕まで1週間を切ったアジア競技大会。9月1日にボゴールで行われる決勝戦に向けて25チームがしのぎを削る。
そこで今回は、東南アジアに多くのエディションを持つフットボールトライブが厳選した、注目すべき東南アジアの選手たちを紹介する。チャナティップやティーラシン、ティーラトンのように、将来Jリーグでプレーする選手もいるかもしれない。
GK:モント・ムアングンガム(タイ)
元フランスのU-16代表であるモントは、堂々としたGKだ。2017年の東南アジアフットボール・ゲームズで金メダルに輝き、チェンライ・ユナイテッドの一員として同年のタイFAカップでも優勝した。今シーズンはポリス・テロでプレーしている。
右SB:ビュ・バン・タン(ベトナム)
チーム一のバーサティリティを誇るバン・タンは、代表チームでも右SBとして出場することが多い。2016年から先発を務める彼は、セルビアのヴォイヴォディナからのオファーを断り、ホアンアイン・ザライでプレーを続けている。
CB:ロドニー・セルビン(マレーシア)
今年初めにPKNSに移籍してから、ロドニーは国で最もすぐれたセンターバックのひとりに変貌を遂げた。ガーナの血を引く選手であり、フィジカルが強く、セットプレー強さを見せている。
CB:トラン・ディン・トロン(ベトナム)
怪我から復帰したディン・トロンは、彼がベトネムにおけるキーディフェンダーであることを証明している。3年間のVリーグでの経験と、FIFA U-20ワールドカップ、そしてAFC U-23 アジアカップの経験を持つ彼は、今年のアジア競技大会で重要な選手になるだろう。
左SB:ケビン・ディーロムラン(タイ)
17歳でベルダー・ブレーメンを退団することを余儀なくされたケビンは、リーグ最高の選手のひとりであり、近年まれにみる素晴らしいパフォーマンスを披露しているポートFCの中心メンバーだ。今シーズン、リーグのサイドバックで最も多い7アシストをすでに記録している。
CM:エバン・ディマス(インドネシア)
フィルマン・ウティマがリタイアしたあと、ディマスはインドネシアで最高のプレーメイカーになった。インドネシアが優勝した2013年のU-19 AFFスズキカップと、2017年U-23 東南アジア競技大会に参加。今年のアジア競技大会では、準決勝進出という目標にチームを導かなければいけないプレッシャーが彼にはかかっている。
CM:ジョゼ・フォンセカ(東ティモール)
フォンセカはチームでも数少ない海外での豊富な経験を持つ選手だ。タイのパヤオFCでプレーし、最近ではカタールのアル・サッドにスカウトされた。
右MF:フェブリ・ハリヤディ(インドネシア)
フェブリはインドネシアで最も才能あるウィンガーのひとりだ。スピード、正確なドリブル、クロスの精度、強烈なミドルシュートを兼ね備えており、左利きの利点を生かした右からのカットインや、左サイドではストライカーへのクロスでチャンスを作る。
トップ下:パタナ・プロマテプ(ラオス)
18歳にもかかわらず、ラオスの最高傑作は去年のトヨタメコンクラブチャンピオンシップで大きなインパクトを残し、タイリーグのチョンブリーへの移籍を勝ち取った。アジア競技大会は彼の早い成長における次のステップになるだろう。
左MF:アクヤル・ラシッド(マレーシア)
ラシッドはマレーシアで最高のティーンであり、A代表でも先発でプレーできる逸材だ。1月に行われたAFC U-23選手権でベスト8に入ったチームで、中心的な存在だった。
FW:アウン・トゥ(ミャンマー)
アウン・トゥは、東南アジア地域からの最高の移籍であると、タイリーグでもてはやされている。今シーズンすでに10ゴール8アシストを記録し、素晴らしいシーズンを過ごしているポリス・テロを支えている。
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