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2018/2019シーズンの『最悪なユニフォーム』ワースト17

欧州主要リーグの新シーズンがいよいよ開幕する。各クラブの新ユニフォームはチェックしただろうか。今回は英誌『Four Four Two』でGreg Lea氏が特集した「2018/2019シーズン着用予定のユニフォーム:ワースト17」をご紹介する。


17位:ウォルバーハンプトン(アウェイ)

個人的な意見になるが、ウルブス(ウォルバーハンプトン・ワンダラーズ)は常に黒をベースにし、金色の飛沫があしらわれたユニフォームを使用して欲しい。胸にスポンサーのロゴが入っているが、この不快な濃淡が全体を悪化させ、デザインをつまらないものにしている。


16位:ブライトン(アウェイ)

昨季、黄色のユニフォームで周囲を失望させたブライトン。今季のアウェイユニフォームは、サッカーのユニフォームであまり使用されていない緑色をベースにした。いつでも選手たちがピッチにカモフラージュ出来るようにするためだろうか。ルイス・ダンクは再びゴールを許したとき、(存在を)隠すことが出来そうだ。ごめん冗談だよ、ルイス・ダンク(ブライトン所属のイングランド人DF)。


15位:PSG(ホーム)

PSGのユニフォームが何をイメージして作られたのか想像してみよう。ディジョンマスタードをカットしているわけではないし...。中央の赤いジグザグは、足首を軽く蹴られたネイマールが発した泣き声の音波を表現しているのかもしれない。


14位:ローマ(ホーム)

このクラブはいつになったら学ぶのか?グレーはアウェイキットに適した色ではない。ローマははやくアレックス・ファーガソンを連れてこい。(2013年にローマのジェームズ・パロッタ会長がルディ・ガルシア監督の解任後に「アレックス・ファーガソンのように少なくとも10年間は在任できる監督を連れてくる」と発言したことを皮肉っているとみられる)


13位:アーセナル(ホーム)

2018/2019シーズンのマーマイトだ(イギリス生まれの食べ物・好き嫌いの意見が真っ二つに分かれる)。アーセナルのサポーターの中でも大きく意見が二分されている。ただ、胸には余計な陰の変化が施され、袖に追加された赤色は時代遅れだろう。


12位:マンチェスター・シティ(サード)

注意:これは現段階でリークされたバージョンだ。しかし、大胆で乱暴なデザインといえる。お腹の紫とオレンジの組み合わせは大きすぎる。無秩序なグラフィックプリントは厄介さを増すだけだ。美しいアウェイユニフォームを作ったシティだけに残念である。


11位:ボーンマス(サード)

パンフレットには「ミントグリーン」と記載されていた。「悪いキットだ」と我々は評価する。


10位:リール(ホーム)

胸に不必要なスポンサーのロゴが載っていない点は評価できる。ただ、赤と濃紺のブレンドはシャツの正面に彩られた独特のパターンを邪魔するものだ。


9位:ナポリ(ホーム)

2つのスポンサー、複数のカッパロゴ、トラの頭のグラフィックプリントなど、多くの要素がごちゃついている。こちらからはたった1つの質問。なぜそうしたの?


8位:ヘタフェ(ホーム&アウェイ&サード)

これはただの怠惰だろう。それぞれのキットに異なるデザインをせず、ヘタフェは同じテンプレートを3つ全てに使用した。誰にも気づかれないことを望んでいたのだろうか。我々は騙されない。


7位:マンチェスター・ユナイテッド(ホーム)

現代のメガクラブは地元のルーツを無視している?いや、ユナイテッドはそうではない。マンチェスターの鉄道員によって結成された前身クラブ“ニュートン・ヒース・ランカシャー&ヨークシャー・レイルウェイズFC”の誕生から今年で140周年。鉄道レールをモチーフにした水平ストライプをあしらっている。しかし、ただ一つの問題が...見た目が酷い。


6位:ミラン(アウェイ)

今夏のミランはUEFAヨーロッパリーグへの逆転参戦に向けて尽力した。それさえなければ、アウェイユニフォームの作成にもっと力を入れていた可能性もあるだろう。1本の黒い横縞は奇妙であり、公式発表のときハカン・チャルハノールの背ネームをスペルミスしていた点もマイナス評価だ。


5位:ワトフォード(ホーム)

これは悪いユニフォームではない。ただワトフォードのユニフォームには見えない。ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンのアウェイユニフォームに見える。見慣れるためには時間かかるだろう。


4位:フィオレンティーナ(アウェイ)

非常にシンプルなことだ。伝統的な色を反映したホームユニフォームを作成し、異なるデザインのセカンドユニフォーム。不十分な場合にはサードユニフォームを作成する。フィオレンティーナは歴史的な背景から4つの地区を代表するため、白、赤、緑、青を作った(作りすぎ?)。少なくとも紫のホームユニフォームは神聖に維持されている。


3位:ビジャレアル(サード)

このユニフォームの上半分はかなり滑らかなデザインで袖には赤いアクセント。スポンサーの白とメーカーのロゴは黒のベースを補完している。しかし、問題は下へ赤い点があしらわれ、赤く染められている部分だ。ダイヤモンドの柄を注視して、ゆっくりと視線を下に降ろすと...催眠術にかかるかもしれない。


2位:ボルドー(アウェイ)

印象的なユニフォームを作ることに失敗した。薄いうねった縦線は、幼児がペンで遊んだようにみえる。胸に伸びる下向きの矢印も良くない。白い背景に淡い紫色の色素を入れるデザインも見栄えが悪い。


1位:トッテナム・ホットスパー(ホーム&サード)

トッテナムに起きた今夏最悪のことは、移籍市場で一人も選手を獲得できていないことではない。彼らの新しいユニフォームだ。ホームユニフォーム底部のグラデーション、ショートパンツを見ない方が良い。サードユニフォームは暗緑色とターコイズ色の謎のデザインだ。