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今夏海外挑戦の遠藤航、リーグ戦初出場で同点弾叩き込みドローに

 ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第2節・ゲンク対シント=トロイデンVVが日本時間5日深夜に行われ、日本代表DF遠藤航が今季初ゴールを決めた。

 シント=トロイデンVVはこのダービーマッチでDF冨安健洋が最終ラインの一角で先発メンバーに抜擢されると、遠藤もベンチ入りを果たす。

 前半はゲンクが攻勢に出てシント=トロイデンが守備に追われるものの、GKケニー・ステッペを中心とした堅守を披露し、スコアレス(0-0)で後半に折り返す。しかし後半に入ると68分、ウクライナ代表MFルスラン・マリノフスキーに直接FKを決められ、先制点を許す。

 しかしその直後の71分、わずか2分前にピッチに投入された遠藤がバイタルエリアから左サイドのMFヨアン・ボリにパスを出すと、そのボリからのマイナス気味のパスをもらった遠藤が右脚を振り抜いたグラウンダーのシュートはゴールネット左隅を揺らした。

 白熱のダービーマッチはこのまま1-1で終了。シント=トロイデンが遠藤のゴールにより、強豪ゲンクから勝ち点1を奪取する形となっている。なお、MF関根貴大はこの一戦で招集メンバー外となっている。