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Cロナウドのユーべ加入が伊サッカー界にもたらす効果にミラン闘将は?

 ミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は今夏にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがレアル・マドリードからユベントスへ加入したことにより、イタリアサッカー界が再興すると考えているようだ。4日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。

 ユベントスはこの夏のレアル・マドリードから1億1200万ユーロ(約146億円)でクリスティアーノ・ロナウドの獲得を果たしており、この移籍金額はイタリアの移籍市場における史上最高額となっており、イタリア国内外で大きな話題となっている。また同選手のイタリアサッカー界参戦により、1990年代後半のような盛り上がりをイタリアサッカーが再び取り戻す可能性を期待する声が上がっている。

 その中、ユベントスのライバルであるミランのガットゥーゾ監督は日本時間5日午前に行われるインターナショナルチャンピオンズカップ(ICC)・バルセロナ戦の前日記者会見にてクリスティアーノ・ロナウドの話題に触れると「イタリアサッカーが大きな問題を抱えた後に、このような選手とサインしたことが信じられないと私は思う」と驚きを持ったことを明かしている。

 またクリスティアーノ・ロナウドのマドリード退団に伴い、クロアチア代表MFルカ・モドリッチも今夏に退団し、インテルに加入する可能性が浮上していることについて「今、モドリッチについて人々が話していることは決して偶然起こったことではない」と語っており、ワールドクラスの選手がイタリアサッカー界への興味を示している兆候であると捉えているようだ。

 ガットゥーゾ監督はミランでプレーしていた現役時代を振り返りながら、クリスティアーノ・ロナウドのセリエA参戦について語ったことだろう。