著者:ペペ土屋
昨シーズン、前人未踏のチャンピオンズリーグ3連覇を達成したレアル・マドリード。リーグ戦で苦しみながらもCLでは幸運もありながら(?)見事な偉業を達成した。
ワールドカップが終わり、移籍市場がにわかに騒がしくなってくると、マドリードのエースであるクリスティアーノ・ロナウドがユベントスに電撃移籍。真相は定かではないが、高い年俸を出し渋ったクラブは、税金の問題でC・ロナウドからの信頼を失い、移籍が実現したとみられる。
現在はマルセロやルカ・モドリッチの移籍まで取りざたされており、チームの変革待ったなしの状態だ。今シーズン、リーグ戦の優勝とCL4連覇を狙うクラブはどんな狙いをもってこの移籍市場を過ごしているのだろうか。
この夏に獲得した主な選手は、レアル・ソシエダからアルバロ・オドリオソラとフラメンゴからビシニウス・ジュニオールの2人。22歳と18歳でどちらも非常に若く、将来性豊かな選手たちだ。その一方でチームを離れた主な選手は、C・ロナウドのみ。しかしケイロル・ナバスや上記のマルセロ、モドリッチなど、マドリードで一時代を築いたベテラン選手たちの移籍の噂は絶えない。
それもそのはずであり、マドリードは中心選手の高齢化が懸念されている。昨シーズンのCL決勝を戦ったスタメン選手の内6人が30歳以上になっており、キャリアの晩年を迎えようとしている。つまりこのチームには世代交代が必要なのだ。
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