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欧州主要シーズン開幕まで1ヶ月を切った。夏の移籍市場で積極的な動きを見せたビッククラブの選手たちは激しいポジション争いに巻き込まれることになる。そこで今回は、欧州屈指のポジション争いをご紹介したい。
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バイエルン・ミュンヘン part1
ポジション:サイドアタッカー
人数:2名
候補者:4名
フランク・リベリー
アリエン・ロッベン
セルジュ・ニャブリ(復帰)
キングスレイ・コマン
世界最高クラスのサイドアタッカーを揃えるバイエルン。フランク・リベリーとアリエン・ロッベンの“ロベリー”に加え、印象的な活躍を見せたキングスレイ・コマン。ホッフェンハイムで結果を残したセルジュ・ニャブリが期限付きから復帰。トーマス・ミュラーやハメス・ロドリゲスもサイドで起用可能だ。
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バイエルン・ミュンヘン part2
ポジション:ミッドフィルダー
人数:2名〜3名
候補者:9名
ハビ・マルティネス
セバスティアン・ルディ
コランタン・トリッソ
アルトゥーロ・ビダル
レナト・サンチェス(復帰)
チアゴ・アルカンタラ
レオン・ゴレツカ(新加入)
ハメス・ロドリゲス
トーマス・ミュラー
数名が怪我で離脱しても、世界トップクラスのクオリティを維持できる恐ろしい選手層だ。出場機会が保証されている選手はいない。ピッチ上で価値を示さなければ、代役は必ず控えている。
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レアル・マドリード
ポジション:右サイドバック
人数:1名
候補者:3名
ダニエル・カルバハル
ナチョ
アルバロ・オドリオソラ(新加入)
レアル・ソシエダからオドリオソラを獲得し、ロシアワールドカップ に招集されたスペイン代表の右サイドバックを全て揃えた。ナチョはCBとしても起用されるはずだが、右サイドバックのポジション争いは熾烈を極める。
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バルセロナ
ポジション:センターバック
人数:2名
候補者:5名
ジェラール・ピケ
サミュエル・ユムティティ
クレマン・ラングレ(新加入)
ジェリー・ミナ
トーマス・フェルメーレン
セビージャから左利きのCBラングレの獲得に成功。右利きの選手(ピケ、ミナ)と左利きの選手(ユムティティ、ラングレ、フェルメーレン)を組み合わせる形が基本形となるだろう。
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アトレティコ・マドリード
ポジション:フォワード
人数:2名〜3名
候補者:7名
アントワーヌ・グリーズマン
ジエゴ・コスタ
ケビン・ガメイロ
ジェルソン・マルティンス(新加入)
ビトーロ
ルシアーノ・ビエット(復帰)
アンヘル・コレア
スポルティングから移籍金ゼロでジェルソン・マルティンスの獲得に成功し、現有戦力に少ないタイプのサイドアタッカーを補強。チーム内の序列が低いとみられるアンヘル・コレアとバレンシアで完全復活を遂げたルシアーノ・ビエットはプレシーズンで好パフォーマンスを披露しており、生き残りをかけたサバイバルは白熱している。
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マンチェスター・シティ
ポジション:サイドアタッカー
人数:2名
候補者:4名
ラヒーム・スターリング
レロイ・サネ
ベルナルド・シウバ
リヤド・マフレズ(新加入)
クラブレコードとなる移籍金6000万ポンド(約88億6000万円)でマフレズを獲得。4名のサイドアタッカーによる激しいポジション争いが繰り広げられるだろう。
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マンチェスター・ユナイテッド
ポジション:サイドアタッカー
人数:1名
候補者:3名
マーカス・ラッシュフォード
ジェシー・リンガード
アントニー・マルシャル
中盤より前のポジションはほぼ埋まっている状態だ。MF3枚はネマニャ・マティッチ、ポール・ポグバ、新加入のフレッジの3人が務める可能性が高い。前線はアレクシス・サンチェスとロメル・ルカクがほぼ確定。残る1枠をマーカス・ラッシュフォードとジェシー・リンガード、アントニー・マルシャルで奪い合う形になるだろう。
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リバプール
ポジション:ミッドフィルダー
人数:3名
候補者:6名
ジョーダン・ヘンダーソン
ファビーニョ
ジェイムズ・ミルナー
ジョルジニオ・ワイナルドゥム
アダム・ララーナ
ナビ・ケイタ
タイプの異なる6名のミッドフィルダーが3枠を争う。複数のポジションをこなせるファビーニョ、ミルナー、ララーナのような選手は場面に応じて柔軟に起用されるだろう。
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チェルシー
ポジション:センターバック
人数:2名
候補者:6名
アントニオ・リュディガー
ガリー・ケーヒル
アンドレアス・クリステンセン
ダビド・ルイス
セサル・アスピリクエタ
今季から就任するサッリ新監督は、昨季の基本型である3バックから4バックへ移行することを構想しているようだ。これを言い換えれば、CBのポジションが1枠削減されることを意味する。昨季キャプテンを務めていたケーヒルでさえ立場が危ういほど、ポジション争いが激化している。
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アーセナル
ポジション:ゴールキーパー
人数:1名
候補者:3名
ベルント・レノ(新加入)
ペトル・チェフ
ダビド・オスピナ
近年パフォーマンスの低下が指摘されるペトル・チェフに強力なライバルがやってきた。アーセナルはドイツ代表GKベルント・レノの獲得に成功。コロンビア代表GKダビド・オスピナを含めた3選手が正守護神の座を狙う。開幕戦でゴールマウスを守るのは誰になるのだろうか。
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ウェストハム・ユナイテッド
ポジション:攻撃陣
人数:3名〜4名
候補者:9名
アンドリー・ヤルモレンコ(新加入)
フェリペ・アンデルソン(新加入)
マイケル・アントニオ
ジャック・ウィルシャー(新加入)
ロバート・スノッドグラス
マヌエル・ランシーニ
マルコ・アルナウトビッチ
ハビエル・エルナンデス
アンディ・キャロル
大型補強に成功したウェストハム。バリエーションは豊富だが、最適解を見出す作業は簡単ではないだろう。個性の強い選手が多いだけにチームとしてまとまりを持てるかが鍵を握るだろう。
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ユベントス
ポジション:攻撃陣
人数:3名〜4名
候補者:7名
クリスティアーノ・ロナウド(新加入)
ゴンサロ・イグアイン
マリオ・マンジュキッチ
パウロ・ディバラ
ファン・クアドラード
ドウグラス・コスタ
フェデリコ・ベルナルデスキ
最も重要なのはアッレグリ監督がどのフォーメーションを基本形に使用するのかだろう。4-2-3-1か4-4-2か4-3–3か。いずれを選択しても、システムが機能するだけの選手は揃っている。CL制覇を狙う陣容は整った。
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ナポリ
ポジション:攻撃陣
人数:3名
候補者:6名
ホセ・カジェホン
ドリース・メルテンス
ロレンツォ・インシーニェ
アルカディウシュ・ミリク
シモーネ・ベルディ(新加入)
アミン・ユネス(新加入)
アヤックスからユネス、ボローニャからベルディを獲得。強力な攻撃陣に加え、即戦力2名を追加されたことでポジション争いは激しさを増した。
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ローマ
ポジション:ミッドフィルダー
人数:3名
候補者:6名
ケビン・ストロートマン
ロレンツォ・ペッレグリーニ
ダニエレ・デ・ロッシ
マクシム・ゴナロン
ブライアン・クリスタンテ(新加入)
ハビエル・パストーレ(新加入)
ラジャ・ナインゴランを放出したが、クリスタンテとパストーレが加入したことで競争はさらに激化している。セリエAで実績を残してきた6名が3枠のポジションを争うことになりそうだ。
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インテル
ポジション:ミッドフィルダー
人数:3名
候補者:6名
ロベルト・ガリアルディーニ
マティアス・ベシーノ
ラジャ・ナインゴラン(新加入)
ボルハ・バレロ
マルセロ・ブロゾビッチ
ジョアン・マリオ(復帰)
ナインゴランの加入により、中盤の組み合わせにバリエーションが増えた。J・マリオは放出が濃厚だが、インテルはバイエルンのアルトゥーロ・ビダル獲得を画策しているとも報じられており、プレシーズンは激しいポジション争いが繰り広げられそうだ。
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ミラン
ポジション:ゴールキーパー
人数:1名
候補者:2名
ジャンルイジ・ドンナルンマ
ホセ・マヌエル・レイナ(新加入)
世代最強と称される19歳のGKジャンルイジ・ドンナルンマと35歳のベテランGKレイナの正守護神争いは注目に値する。両者とも移籍の可能性が報じられているだけに、移籍市場が終了するまで目が離せない。
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パリ・サンジェルマン
ポジション:ゴールキーパー
人数:1名
候補者:3名
ジャンルイジ・ブッフォン(新加入)
ケビン・トラップ
アルフォンス・アレオラ
PSGにはロシアW杯に参戦したドイツ代表のトラップ、フランス代表のアレオラ、そして新加入のブッフォンと世界的GKが3名も在籍している。ブッフォンの正守護神起用はほぼ間違いないだろう。アレオラは移籍を志願したようだ。
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