バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキは依然として今夏のレアル・マドリード移籍を熱望しているようだ。30日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
クラブと2021年まで契約期間を残しているレバンドフスキの去就を巡っては、ワールドカップ・ロシア大会開幕前にチェルシーやレアル・マドリード、パリ・サンジェルマンなどメガクラブへの移籍の噂が取りざたされていた。また同選手の代理人を務めているピニ・ザハビ氏が「ロベルトは環境を変え、自身のキャリアにおいて新たな挑戦をしたいと感じている」とレバンドフスキが移籍を志願していることを公言。
しかしバイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)は5月上旬に「我々は彼との契約がまだまだ残っているということを嬉しく思っている。何も心配することはない。来シーズンもバイエルンでプレーする」と同選手の引き留めに自信を示していた。
また同クラブのウリ・ヘーネス会長は「2億ユーロ(約262億円)という値段はナンセンスだ。ロベルトはマーケットに出ていないし、来季も我々とともに仕事する」というコメントを残しており、同選手の放出には一切応じない姿勢を見せている。
しかしそれでもレバンドフスキ本人はマドリード移籍を夢見ている模様。マドリード首脳陣はそれ相応の移籍金を支払うことには問題ないものの、バイエルンとの良好な関係を崩すことは避けたいと考えているようだ。
レバンドフスキの移籍の噂はロシアW杯後に一度落ち着きを取り戻したものとみられていたが、ここに来て再び周囲が騒がしくなる様相を呈している。
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