スポルティング・リスボンからポルトガル代表FWジェルソン・マルティンスをフリーで獲得したと発表したアトレティコ・マドリード。この移籍に移籍金は発生しなかったが、スポルティングが1億ユーロ(約130億円)の支払いを求めるようだ。27日、英紙『ミラー』が報じた。
昨季スポルティングはサポーターが練習場を襲撃する事件が発生し、数名の選手が怪我を負った。さらに元会長であるブルーノ・デ・カルバーリョ氏は選手に対して激しい態度を取り、それらを理由に選手たち9名が続々と契約解除を要求した。
この問題で契約解除要求をしたマルティンスもスポルティングとの契約を一方的に解除しており、今回アトレティコにフリーでの移籍を果たした。
しかし、スポルティングは契約解除を認めておらず、暫定会長を務めているソウザ・シントラ氏がポルトガルサッカー協会に申し立てを行い、アトレティコ・マドリーに契約解除条項に指定されている1億ユーロ(約130億円)の支払いを求めるようだ。
果たして、この問題はどのような結末を迎えるのだろうか。
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