モナコのバディム・バシリエフ副会長は、CSKAモスクワに所属するロシア代表MFアレクサンドル・ゴロビンの獲得レースの勝利宣言をした。26日にイギリス『フォー・フォー・トゥー』など複数メディアが報じた。
先日、フランスの優勝で幕を閉じたFIFAワールドカップのロシア大会。同大会で様々なサプライズが生まれたが、そのうちの1つがロシア代表の躍進である。
大会に参加している国の中で最もFIFAランキングが低かったロシア代表は、下馬評を覆す戦いでロシアとなってからは初のベスト8進出を果たした。その躍進を支えた1人が、ゴロビンである。
22歳の若きMFに対して、ユベントスやチェルシーをはじめとする各国のビッグクラブが獲得を目指していると言われていた。そんな中、先日モナコは正式にオファーを出したことを発表したが、ここにきて勝利宣言をしたようだ。
バシリエフ副会長は「今夜、モナコとCSKAモスクワはゴロビンの移籍で合意に至った。交渉は複雑だった。移籍が完了する最後の最後まで気は抜けないがね。私はモナコが素晴らしい条件と信じ難いプロジェクトを提示できたと信じている。我々の敵はチェルシーだった。ただ、彼らは既にMFが十分にいる。アレクサンドル(・ゴロビン)は世界中のどのクラブでもプレーできる能力を持っているが、順序も大切だということだ」と話した。
移籍金は3000万ユーロ(約39億円)となる見込みで、近日中に公式発表があるものとみられている。
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