ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

バイエルン、既にハメスの代役探しへ。レアル復帰が現実味を帯びる

 バイエルン・ミュンヘンは、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスの代役候補を既に探し始めているようだ。18日にスペイン『マルカ』が報じた。

 2014年にブラジルで開催されたFIFAワールドカップでの活躍を受けて、モナコからレアル・マドリードへと移籍したハメス。移籍当初はチームの中心として活躍していたものの、ジネディーヌ・ジダン監督がチームを率いるようになってからは出番が激減。出場機会を求めていた同選手は、昨夏に2年間のレンタルでバイエルンへと渡った。

 ただ、今季終了後に状況が一変した。ジダン監督が電撃退任し、チームの絶対的存在であったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスへと移籍したのだ。加えて、ハメスがドイツで躍動していたこともあり、マドリードはレンタル期間を短縮し、今夏での復帰を目指しているという。

 現在、同選手の代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏がバイエルンと交渉を進めていると言われており、復帰が日に日に近づいているとみられている。そこで、バイエルンは既に代役探しに奔走しているという。

 今のところ、ハメスと同ポジションを務めることのできる選手はレオン・ゴレツカ、セルジュ・ニャブリ、レナト・サンチェスとなっており、バイエルンは十分ではないと判断しているようだ。今後、ハメスの去就も含めて注目が集まる。