ロシアワールドカップはフランスの優勝で幕を閉じた。クリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシがベスト16で姿を消し、キリアン・ムバッペら多くの若手選手が輝いた大会となった。そこで今回は英紙『ガーディアン』が選出した「ロシアW杯で活躍した23歳以下のベストイレブン」をご紹介したい。
GK:フランシス・ウゾホ
ナイジェリア代表
年齢:23歳
W杯に出場した23歳以下のGKは2人のみ。全3試合に出場し、4失点を喫した。次のステップに進むために、まずは所属クラブのデポルティーボ・ラ・コルーニャで出場機会を得ることが必要だ。
DF:ジェリー・ミナ
コロンビア代表
年齢:23歳
DFながら得点ランキング5位となる3ゴールを記録した。プレミアリーグのエバートンが獲得に興味を示しており、所属クラブのバルセロナ次第で退団もあり得るだろう。
DF:ホセ・マリア・ヒメネス
ウルグアイ代表
年齢:23歳
グループステージ初戦エジプト戦で試合終了間際に劇的なゴール。クラブでも代表でもディエゴ・ゴディンと共にプレーし、世界で最も優れた若手DFに成長した。23歳以下で代表50試合出場を達成している。
DF:マヌエル・アカンジ
スイス代表
年齢:22歳
出場した4試合全てで素晴らしいパフォーマンスを披露。しかし、不運なことに決勝トーナメント1回戦スウェーデン戦でエミル・フォルスベリのシュートがアカンジの足に当たりゴールネットに吸い込まれてしまった。
DF:ベンジャマン・パバール
フランス代表
年齢:22歳
大会前に世界的な知名度は低かったが、本大会でフランス代表にとって不可欠な能力を持っていることを証明し、アルゼンチン戦では目の覚めるようなボレーシュートを決めた。マンチェスター・シティ、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘンらメガクラブが獲得に興味を示しているという。
DF:リュカ・エルナンデス
フランス代表
年齢:22歳
フランスの左サイドを封鎖した正統派左サイドバック。サミュエル・ユムティティ、ラファエル・バラン、リュカ・エルナンデスというスペイン3強クラブの守備者がW杯制覇に導いた。
MF:ルーカス・トレイラ
ウルグアイ代表
年齢:22歳
サンプドリアからアーセナルへステップアップを果たしたMF。控え選手として大会を迎えたが、第3戦からレギュラーを奪取。決勝トーナメント1回戦のポルトガル戦では抜群のパフォーマンスを見せた。
MF:ロドリゴ・ベンタンクール
ウルグアイ代表
年齢:21歳
レンジを問わない正確なパスとエレガントなプレースタイルを披露した。ユベントスのレギュラーになるためにはまだ時間がかかるかもしれないが、未来のスター選手として期待がよせられる。
FW:イルビング・ロサノ
メキシコ代表
年齢:22歳
開幕節でドイツに衝撃的なゴールを決め、番狂わせの立役者となった。その後、ゴールこそ奪えなかった、常に対戦相手の脅威となるプレーを繰り返していた。マンチェスター・ユナイテッドが獲得に興味を示していると報じられている。
FW:キリアン・ムバッペ
フランス代表
年齢:19歳
他の選手よりも3歳も若いという事実だけでも脅威的だ。アルゼンチン戦では脅威的なスピードでペナルティキックを奪取。バロンドールを勝ち取るためには、クリスティアーノ・ロナウドの代役としてレアル・マドリードへ移籍すべきかもしれない。
FW:ラヒーム・スターリング
イングランド代表
年齢:23歳
グループステージでイングランド国内から批判を浴びたが、スターリングはコロンビア戦、スウェーデン戦で自らの価値を証明した。決定力こそ課題が残るが、ゴール以外でチームに大きく貢献している。所属クラブのマンチェスター・シティではリヤド・マフレズと激しいポジション争いが繰り広げられるだろう。
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